共用灯のLED化

2026年06月22日

このところ共用灯のLED化工事の見積り依頼や工事依頼が殺到しています。

 

LED化工事が増えている最大の背景は、蛍光灯の終わりが制度上ほぼ決まったことにありますがご存じでしょうか。

 

一般照明用の蛍光ランプは水銀を使用しているため、水俣条約の流れを受けて日本でも製造・輸出入が段階的に禁止されます。

 

環境省は、電球形蛍光ランプ、コンパクト形、直管形、環形などについて、種類ごとに2026年1月以降順次禁止となります。

 

共用灯で使用されるケースの多い直管形・環形は2028年1月1日から禁止されると案内されています。

 

重要なのは、「使用禁止」ではなく「製造・輸出入禁止」という点です。

 

既存の蛍光灯を直ちに使ってはいけないわけではありません。

 

ただし、新品の蛍光管が市場から減り、価格上昇・在庫不足・交換対応の遅れが起きやすくなるため、

 

管理会社やオーナー様が前倒しでLED化しているのです。

 

日本照明工業会も、2028年1月1日以降は一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入がすべて禁止となる一方、

 

流通在庫の販売・購入・使用は禁止されないと周知しています。

 

電気代を考えてもLED照明は省エネ効果が大きいです。

 

たとえば、共用灯1台あたり20W削減、1日12時間点灯、電気単価31円/kWhと仮定すると、


1台あたり年間約2,700円程度の電気代削減になります。


10台あれば年間約2万7,000円です。

 

実際には器具代・工事費・点灯時間・契約電力で変わりますが、共用灯は「数が多い」「長時間使う」ため省エネ効果が大きいと言われています。

 

また、LED照明は蛍光灯よりおおよそ3~4倍長寿命と言われています。

 

ただ、共用灯によく使用されるバッテリー付きの非常灯(防雨型)は商品によってかなりの価格差がありますので、

 

建物の寿命やグレードなどを考慮しながら賢い商品選択をしてください。

LED 共用灯